ChronoEarth

現在

クイズ

時代探しクイズ · 結果

検索

ChronoEarth

地球誕生から現代までをたどる学習用プロトタイプです。現在は原始地球と生命・古地理に集中しています。

表示には「確認された事実」「研究上の推定」「概念表示」の区別があります。深い時代ほど不確実性は大きくなります。

地図の作り方

生命の地図は Cao et al. (2024) のプレート復元モデル(CAO2024)と GPlates Web Service の海岸線を使っています。地図・大陸カラー・イベントの位置を同じ年代・同じ基準で事前計算し、選んだ年代だけ読み込みます。現在の海岸線と大陸カラーは Natural Earth 1:50m(v5.1.2)に基づきます。

大陸カラーは現在の地域に由来する範囲の推定です。当時の国境や生息域ではありません。「不明」は現在の地域との対応が得られない陸地です。北極点・南極点は自転軸の位置を示し、当時の陸地や氷の存在を意味しません。

初期表示は地球儀です。2Dは北を上に固定し、拡大したまま上下左右に移動できます。ピンチした場所を中心に拡大し、少し縮小すると地図外の黒い領域が見えます。地球儀と同じ地点を使い、世界を重複して並べてはいません。2Dの横移動は地図の端で止まります。2Dの初期設定はEqual Earth図法で、設定からメルカトル図法へ切り替えられます。メルカトルでは極点を含む緯度85.05度より外側は表示しません。画面には選択期間を代表する年代を表示し、その年代の地図を使用します。重要な境界には、その年代の地図も別に用意します。期間内のすべての生物が同時に存在したという意味ではありません。

数億年以上前の大陸の位置・向きには大きな不確実性があります。地磁気から求めた基準に対する動きも含むため、画面上の移動をそのまま現在の地球に対する大陸の移動速度とは解釈できません。原始地球とその断面は、層の状態を説明する概念図です。

地図資料と利用条件

CAO2024: Cao et al. (2024), モデル公開版(CC BY 4.0)。現在の地域境界: Natural Earth(Public Domain)。

比較用に収録した PaleoDEM: Scotese & Wright (2018), PALEOMAP PaleoDEMs(CC BY 4.0)。原画像は比較用に保存しています。景観表示では、対応する有効プレートの現在座標を介してCAO2024へ移した推定地形を使います。

地形の表示

初期表示では海・裸地・植生・氷雪の景観を表示します。画面右上の「地形」、または設定の「地形を表示する」をオフにすれば、シンプルな地図に戻ります。大陸カラーとは独立して切り替えられます。

現在の地表はNASAの観測合成画像です。5.4億年前から現在までの過去の景観は、研究による山地・低地の標高、地表面温度・降水量を、対応するプレートを介して通常地図へ移した推定です。植生の拡大と氷期は別の研究制約で調整します。さらに古い大地や資料と海岸が合わない場所では、同じ復元モデルの収束境界から山地の特徴を推定しています。

細かな尾根・谷は描画用の質感であり、氷床の縁や植生色も確定した分布図ではありません。資料が示す浅い内海も、対応が得られた場所での浸水の推定です。異なる研究モデルの対応には不確実性があり、移した気候はこの地形で再計算したものではありません。原始地球は地表・海・大気の変化を表す概念図です。

画像はあらかじめ生成し、選んだ年代だけ読み込みます。景観の重ね方はピンの位置・年代データを変更しません。

景観の参考資料

年代・場所・系統の読み方

地図は一つの年代を代表しており、生物はその周辺の期間に見られるものを含みます。化石の年代は見つかった地層などから推定するため、表示範囲がその生物の誕生から絶滅までを正確に示すとは限りません。現在の表示は、種の誕生時期を示すものではありません。

化石を含む堆積物ができた環境と、生物が実際に暮らしていた場所は違うことがあります。地図のピンは、分布や産地をもとに選んだ代表位置を含みます。

進化系統には、近縁の仲間・分岐・祖先候補などの関係を表示します。「不明」は、このアプリで根拠のあるつながりを示せない箇所です。研究全体で何も分かっていないことを一律に意味する表示ではありません。分かる関係は、各項目の「関係の根拠」から確かめられます。

復元イメージは、生物の姿や周囲の環境を想像するための画像です。色・質感・軟らかい部分や風景には推定を含みます。実物の写真とは区別して表示します。

説明は論文や博物館などの資料を読み、学習向けに編集しています。資料の整理や掲載は、すべての研究の再査読を終えたという意味ではありません。対象ごとの重要な不明点は本文に短く記し、参考文献を各詳細の下にまとめています。

イベントの調べ方

各記録には論文・博物館・研究機関などの参考資料、年代、証拠地点、確実性を整理します。AIによる整理・追記には資料の確認が必要です。記録の詳しい根拠と画像の出典は、ピンをタップすると確認できます。

証拠地点の座標がある場合は、その位置を優先します。座標が未収録の記録は地名・地域・生息環境から代表位置を推定し、古い年代ではプレートモデルを使って移動させています。代表ピンは厳密な化石産地や分布域全体を示すものではありません。全球の現象のピンは説明を開くための代表位置です。個々の説明では、生物の特徴や、その場所で起きた出来事を中心に紹介します。重大な出来事の年代にも推定幅があり、境界の値は 国際層序委員会 などの資料に基づきます。